私たちが住む長崎県の人口は、2015年10月時点で137.7万人です。社人研準拠推計によると、長崎県の人口は2020年に131万人・2060年には78万人まで減少することが見込まれ、わずか45年の間に現人口の55%にまで人口が減少することが推定されています。
<人口減少が地域の将来に与える影響として考えられる懸念事項>
○鉄道や路線バス、航路など公共交通機関の縮小
○医療機関の減少、図書館等の公共施設・学校の統廃合による利便性の低下
○少子高齢化による地域コミュニティ機能の低下
○大手スーパー・ディスカウントストアの規模縮小や撤退による買い物アクセスの低下
○県内企業の生産活動縮小による雇用機会の低下
○生産年齢人口の減少に伴う税収の低下
○高齢化進展に伴う財政圧迫・硬直化
このような課題は、長崎県だけに限らず日本全体の大きな課題です。
生産年齢人口の減少を埋めるために、「障がいのある人も働き、税金を納め社会活動に参加していかなければいけない。」そのような時代がそこまで来ています。
障がいのある人が社会活動に参加していくためには、「障がいのある人・ない人」「障がい者・健常者」などと区切られていない社会を構築していく必要があります。
そのためには、障がいのない人は障がいのある人を理解し歩み寄ることが必要であり、同じように障がいのある人は障がいのない人に歩み寄る必要があります。
SAKURA+では、障がいのある人・ない人が楽しく集まれる場所を創りたいと思っています。
長崎県大村市本町のアーケード内にひと際目立つ真っ赤な施設で、一般の市民の方々にもたくさん来店して頂き、障がいのある人とない人がたくさん関わりを持つ機会と時間を持って頂きたいと思っています。